まずは麻雀がどのようなゲームであるかを理解してから、細かい技術の勉強に進みます。
麻雀は、34種136枚の牌を組み合わせてアガリ形を作るゲームです。
正しい牌理で最短距離のテンパイにたどり着けることは大事ですが、テンパイスピード以外にも重要な要素があります。
待ちの強さと打点です。
また、受け入れを減らしてでも他家に対する安全牌を持つことで放銃率が下がり、結果としてアガリ率を高めることになる場合もあります。
目先の受け入れ枚数以外の要素も加味した手順と、副露した手牌の手順についての実戦的な内容です。
麻雀は、アガリを目指すだけでは勝てません。
守備に徹する際の具体的な手順についての内容です。
「オリたいけど現物がないときに何を切ればいいか」など、成績に直結する知識を紹介します。
ゲーム中の卓上には、自分から見える牌と見えない牌があります。
自分の手牌と河と副露メンツは見えますが、山にある牌と相手の手牌は見えません。
しかし、見える情報から見えない情報を推測することはできます。
これが麻雀における「読み」です。
読みをうまく活用できれば、情報量の多い状態で有利に戦うことができます。
麻雀はオーラス終了時の点棒の多寡により順位が決定します。
よって、アガリ点の計算ができるかどうかは結果に直接関係します。
点数計算も麻雀の実力のひとつなのです。
点数計算と、オーラスの点差計算を身につけましょう。
麻雀は、4人のプレイヤーが各々の利益を最大にするように行動するゲームです。
もし相手が1人だけならば、相手の得は自分の損に直結します。
しかし、麻雀では相手が3人いますから、少し話が違います。
他家をうまく利用することで、他家1人が得をし、自分も得をし、他2人が損をする状況を作り出せることもあります。
自分に有利になるようにゲームを進める、ゲームメイクの技術についての内容です。