「麻雀がどういうゲームであるかを理解している」というのは、麻雀を勉強するうえで大事なことだと思います。
例えば、「4人で行うゲームである」ということ、これは麻雀のゲーム性の一つです。
ただ、そのことを知っているだけでは不十分です。
理解しているというのは、その知識を拡張して
「相手が3人ということは、1人だけを意識していてはいけない」
「1人が攻めてきたら、他の2人に任せて自分は撤退する選択肢もある」
などという点にまで考えが及ぶということなのです。
初心者の中には、他家にリーチをかけられると自分とリーチ者の一対一の勝負だという思考をしてしまい、他家2人のことを全く考えなくなってしまうような人もいます。
初心者のうちは知識も少なく、正しい麻雀観を持てていないために、視野の狭い誤った選択をしてしまうことがあります。
基礎の上に技術を積み重ねる。
これが正しい麻雀の勉強方法だと思います。
その基礎が麻雀観です。
次ページ以降は、麻雀観についての具体的な内容となります。