麻雀は、選択するゲームです。
これらは全て選択であり、選択には優劣があります。
最も優れた選択が正解であるといえるでしょう。
麻雀は正解がわかりにくいゲームです。
それは、麻雀には抽選、すなわち運の要素があるからです。
優れている選択が常に良い結果をもたらすわけではないことが、麻雀の正解をわかりにくくしている原因です。
結果論という考え方があります。
結果が良ければ、それに至る過程は全て正しいとする考え方です。
逆に結果が悪ければ、それに至る過程は誤りであると考えます。
この結果論は、麻雀の上達において最悪の毒であり、全く有用性がありません。
麻雀が強くなりたいのなら、結果論を根拠とする思考は完全に捨ててください。
麻雀は選択のゲームですが、選択が結果に直結するわけではありません。
選択と結果の間には、抽選という段階があります。
となることもあれば、
となることもあります。
結果論で言えば、前者はリーチが正解、後者はダマでオリが正解ということになりますが、同じ状況に正解が2通りあるというのは明らかにおかしいです。
正解は、リーチかリーチしないかのどちらかでなければなりません。
麻雀は、プレイヤーが選択をし、抽選を経て結果が出るゲームである。
しかし、結果論は抽選の存在を考慮せず、結果の良し悪しと選択の優劣を直接結びつけている。
それゆえ、結果論で麻雀について考えるのは適切ではない。
これがこのサイトにおいて結果論を否定する理由です。
結果論がダメならば、どうやって正解を選べば良いでしょうか。