アガるということは、(七対子と国士無双以外は)4面子1雀頭を完成させるということと同じです。
そして、4面子1雀頭が目標ならばトイツやターツは5つあれば十分である、という考え方を5ブロック理論といいます。
このような手牌で、目の前のロスだけを考えると4s切りが良いように思えます。
しかし、この手牌の雀頭/メンツ候補の数を数えてみると、
23m
999m
12p
56p
445s
88s
の計6つです。
最終的には5つにするのだから、この時点で一番弱いブロックを切ってしまったほうが良いというのが5ブロック理論です。
この場合だと一番弱い部分は12pの部分ですね。
まだ説得力に欠けますので、4sを切った手牌と1pを切った手牌に共通の受け入れである1mを引いた形を比較してみましょう。