対ダマのベタオリ

対ダマで難しいのは、テンパイかどうかわからない点ですね。
リーチなら確実にテンパイだとわかりますが、ダマではノーテンとの区別が難しいです。
それでも、ダマでテンパイしていると推測することはできます。

危険牌を切っている

危険牌を切るのには、それなりの理由があるはずです。
ダマテンしているというのが可能性の1つです。
(他は好形高打点の1シャンテンであることや、見えない壁の情報があり実は安全牌など)
  • 上家がリーチに通っていない4pを切った
  • 巡目が深いため、1シャンテン以下で危険牌を押すのは不利
  • リーチ者の河には中張牌が多く、安全牌がないというのは考えにくい
よって、上家にはダマテンが入った可能性が高いです。
ということは2人がテンパイですから、オリるなら共通の現物から切らなければなりません。
自身は役なしの形式テンパイであること、大差トップ目でテンパイ料の加点の価値が小さいこと、4p手出しで4p周りの危険度がやや高いことからオリました。
結果的にはテンパイを維持していたら放銃でした。

麻雀を結果論で語るのは良くありませんが、これは場が見えていて良かったです。
対面が、手が悪いなら切らないであろう生牌(ションパイ;場に0枚見えの牌)の發を切ってきています。
見落としてはいけない情報です。

対面の手は少なくとも1シャンテン以上でしょう。
実際はピンフのダマテンが入っていました。

まとめ

他家の押しはダマ警戒

危険牌をノーテンから押しまくる初心者が相手だと使えません。
ある程度押し引きに信頼がおける相手にだけ有効です。