捨て牌(河)を見ることで相手の手役を読む技術について説明します。
まず特徴のない河を紹介し、続いて特徴のある河を見るという順序になります。
オタ風
役牌
数牌
の順序の場合、特に手役に寄せたような情報は見られず、テンパイを目指して進行しているということしかわかりません。
このような河でも、自然と七対子やチンイツになったりしていることはあります。
ただし、そのようなケースは珍しいです。
2色(この場合ピンズとソーズ)の数牌
字牌
1色の数牌
の順序の場合、マンズを大事にしたことがわかるため、マンズのホンイツの可能性が高いです。
字牌のポンやマンズの副露があると、さらに可能性が高いと言えます。
また、マンズが余った時点で不要牌処理は完了しており、手牌は相当整っていることが想像できます。
オリる際は、染め色が余った時点でオリ始めるのがちょうどいいでしょう。
染め色の牌は現物以外すべてが危険であり、スジや壁はあまり信用できません。
ホンイツをしているふりをして、他家をオロそうとする戦略があります。
この場合、七対子の可能性が高いです。
七対子は他のメンツ手とは異なり、重なりやすい牌を残すような手組をします。
そのため、数牌よりも字牌が残されることがあり、数牌が多く切られる河になります。
また、テンパイ打牌はもともとは待ち候補の1牌でもあるわけなので、スジ牌や字牌のような、七対子の待ちになっていても自然な牌であることが多いです。
など、通常なら当たりにくい牌が危険になります。
また、打点の観点から
が待ちになっていることもあります。
リーチの場合、リーチ宣言牌よりもいい待ちであることが多いです。
早い手の場合は、七対子か単純に早い手だったかが判別しづらいこともあります。
中張牌
字牌や端牌
この順序の場合、チャンタ系であることが多いです。